聖カタリナ修道院地域(エジプト)
聖カトリーナ修道院は、エジプト、シナイ山の麓にある峡谷の河口、シナイ半島に位置する正教会の修道院。修道院は現在も継続して機能するしており、キリスト教:正教会の世界最古の修道院である。
エジプトの紅海沿いのリゾート地ダハブを夜に車で出発。
まずはモーセの十戒で有名なシナイ山に登る。
真っ暗の中夜中1時ごろから歩き出した。 標高があがるにつれて寒さが増してくる。 今回暖かい地域を旅するつもりだったので、上着は持ってきてなかったのでカッパで寒さをしのいだ。 途中沢山のラクダ使いがラクダに乗っていかないかと誘ってきたが、 なんだか脱落したようなので意地でも乗るもんかと思った。
午前4時ごろに2200mのシナイ山頂上に到着。 沢山の人が日の出を待っていた。 僕もその中に混じって三脚をセットして日の出を待った。
徐々に東の空が明るくなり、日の出の光景を目にしたときそれまでの疲れはどこかに行っていた。
下りは来た道を下ったが、結構距離がありよくこれだけ登ったものだと感心した。 その後、教会が開くのを待って世界遺産の聖カトリーナ修道院を見学。
その中にある修道院図書館は世界中の初期の写本や手記の収集物を、世界で2番目に多く収蔵していることで有名だ。
世界遺産情報
Saint Catherine Area
登録区分 文化遺産
登録基準 1,3,4,6
登録年 2002年
アクセス
カイロからはバスで7~8時間で起点となる町ダハブに行くことができる。ヨルダンやイスラエルから海路で入ることも可能。そこからはシナイ山と聖カトリーナ修道院を訪れるツアーに参加するのが一般的。登山は歩くと3時間程度、ラクダで登ることもできるが時間的にはあまり変わらない。
撮り方のポイント
シナイ山は日の出前から待つことになるのでエジプトとはいえ防寒対策が必要。聖カトリーナ修道院の全景を収めるのであれば修道院入口の向かいの岩山に登ると俯瞰で撮影することができる。