Takahiro Sanda Photography

旅フォトグラファー 三田崇博(さんだたかひろ)  オフィシャルページ

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リラの修道院(ブルガリア)

   

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リラ修道院はブルガリア最大の正教会(ブルガリア正教会)の修道院で、ブルガリアにおいて文化的・歴史的・建築的にとても重要である。ソフィアから約120キロメートルに位置し、リラ山脈の北西部の標高1500mの高地にある。

天気予報はあまりよくなかったが、 朝起きると少しだけ青空がのぞいていたのでブルガリア一の見どころ「リラ修道院」に行くことにした。 有名な場所にも関わらずソフィアからリラへは一日一本しか直通バスがでていないと聞き、慌てて宿を出た。 バスは途中リラ村を経由して約3時間かけて修道院に到着した。

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中央の聖堂を取り巻く回廊は、鮮やかな宗教画で埋め尽くされていると聞いていたが、まさにその通りだった。

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ここでは修道院に泊ることができると聞いていたので、一度聞いてみることにしようとレセプションを訪れたが、その扉は閉まっていた。 1時間後に受付が開いたがさすがは修道院、レセプションも黒いマントに身を包んだ修道士だった。 結構人気があるのかトイレシャワー付きの部屋はいっぱいで、トイレ共同、シャワーなしの部屋しかなかったが、せっかくなので泊まることにした。 しかし、宿泊者だけがその施設に入れるので、そこからの眺めはよかった。

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リラからソフィア行きのバスは15時に修道院を出発して、ほとんどの人はそのバスで帰っていったので、それ以降は人も少なく静寂に包まれた。 修道院の外にある小さなお店も閉まってしまい、することもなく早めに夕食をとりに近くのレストランに出かけた。 レストランもひっそりとしていて、僕ともうひとグループしかおらず、一緒に食事をした。

 

夜の修道院は思ったほどのライトアップはなかったが、暗闇に浮かびあがる修道院ときれいな星空を見ることができてここに泊ってよかったと思った。

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日の出の時間に起きてみたが、残念ながら曇りがちの天気で朝日に照らされた修道院を見ることはできず、寒かったのでまた眠りについた。 次に気がついたのは7時前になっていて、修道院の中に行ってみるとミサが始まっていた。 これはおそらく泊ってなければ見れない光景だと思うが、残念ながら写真撮影は禁止だった。 15時の直通のバスまではさすがに待てずに9時のバスで途中の町まで戻り、バスを乗り換えてソフィアに戻った。

 

世界遺産情報

 

Rila Monastery

登録区分 文化遺産

登録基準 6

登録年 1983年

 

行き方

 

日本からブルガリアへの直行便はなくヨーロッパ各都市または中東経由となる。首都ソフィアから日帰りのツアーが出ているのでそれを使うと便利。個人で行く場合は直通バスは一日1本しかないので乗り遅れないようにしたい。乗り換えて行くバスは何本かあるようだ。距離にして120km、約3時間の行程だ。

撮り方のポイント

 

日帰りの場合は現地滞在が2時間程度になるが修道院自体は小さいので十分に見て回れる。残念ながら修道院内部は撮影禁止だが外側に施された装飾は見事。装飾を撮影する際には広角レンズがあれば便利。宿泊するなら15時のバスが帰った後はゆっくりと撮影することができる。

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