ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群 (イギリス)

ストーンヘンジは円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、世界で最も有名な先史時代の遺跡である
ストーンヘンジまでは20人ほどが乗れるミニバスで向かったが、運転手兼ガイドのおじさんがストーンヘンジに着くまで1時間半の間休む間もなく話続けていた。ストーンヘンジに近づくと周りは草原地帯になった。

ストーンヘンジは直立巨石が円陣状に並んでいて、それを囲む土塁がある。
考古学者はこの直立巨石は紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えている。

話では草原にただ石が転がっているだけだと聞いていたが、その石の巨大さや草原のなかにポツンと佇む姿がミステリアスだった。

夏至の日に、ヒール・ストーンと呼ばれる高さ6mの玄武岩と、中心にある祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇ることから、設計者には天文学の高い知識があったのではないかと考えられている。

この遺跡とその周辺は、30kmほど離れたエーヴベリーの遺跡群とあわせて世界遺産に登録されている。
世界遺産情報
Stonehenge, Avebury and Associated Sites
登録区分 文化遺産
登録基準 1,2,3
登録年 1986年
行き方
日本からも多くの便があるロンドンからソールズベリかバースに鉄道やバスで向いそこからバスツアーに参加するのが一般的。ソールズベリの方がロンドンから近いが、バースは世界遺産に登録されている町なので個人的にはバースを起点にすることをお勧めする。
撮り方のポイント
巨石以外にはこれと言って撮影対象になるものはないが、周りを簡単に一周できるので順光と逆光のバリエーションを撮影することができる。時間が余ったら周辺の自然風景を撮影するのもいいだろう。