Takahiro Sanda Photography

旅フォトグラファー 三田崇博(さんだたかひろ)  オフィシャルページ

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ロス・グラシアレス国立公園(アルゼンチン)

   

アルゼンチン南部のパタゴニア地方に位置し、氷床としては南極、グリーンランドに次ぐ面積を持つ南パタゴニア氷原と氷河群を有する

氷河クルーズで最初に目指すのはもっとも氷河の高さのあるペリト・モレノ氷河だ。しかしそこに辿り着くまでに3時間ほどかかる。最初はノルウェーのフィヨルドクルーズのような感じで進んでいった。しかししばらく進むと船の横に大きな氷の塊が。ここは南極かと思わせるような氷山が浮かんでいる。

到着したペリト・モレノ氷河は近づくにつれてその巨大さに圧倒された。そしてその氷河が時折大きな音を立てて崩れていく。崩れる瞬間はもちろん大迫力だが崩れ落ちたあとに発生する波も迫力満点だった。

その後、公園内最大幅を誇るウプサラ氷河に向かったが、氷山が多く近くまでいけないため遠景を望むにとどまった。

次にフィッツロイ山に向かった。登山道はよく整備され歩きやすかった。1時間半ほど歩くと湖が現れ、そこからのフィッツロイ山の眺めもなかなかよかった。3時間ほどでキャンプ場、ここでキャンプして朝日を見る人も多い。その先の1時間は急に道が険しくなり、かなりの体力を要する。また足元も砂利が多く滑りやすい。

その険しい道の先にフィッツロイの絶景が広がっていた。山の前の湖は氷ついていた。しかしさらにその先を歩いていくと、青々とした水を湛えた湖が姿を現した。

世界遺産情報


Los Glaciares National Park

登録区分 自然遺産

登録基準 7,8

登録年 1981年

行き方

パタゴニア地方は日本のほぼ裏側にあたるので移動時間は長い。北米経由などでアルゼンチンの首都であるブエノスアイレスに入りそこから国内線を乗り継ぎ起点となるエルカラファテに到着する。氷河を見るには氷河クルーズか展望台へのツアー利用が一般的。フィッツロイ山へはエルチャルテンの町が起点となる。

撮り方のポイント

氷河の崩落の瞬間を捉えたければじっくりと時間をかけて撮影する必要がある。いつどこで起こるか予想がつかないので常にカメラのファインダーを覗きながら待機しなければならない。カメラは連射モードに設定して崩落が始まったらシャッターは押しっぱなしにする。南米の真夏にあたる1月ごろが一番崩落の回数が多い。

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