Takahiro Sanda Photography

旅フォトグラファー 三田崇博(さんだたかひろ)  オフィシャルページ

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マチュ・ピチュの歴史保護区(ペルー)

   

新世界七不思議のひとつに選ばれたこの遺跡は「空中都市」「インカの失われた都市」などと呼ばれ、周辺地域はアンデス文明が発達していたが文字を持たないため、未だに解明されていない多くの謎がある遺跡でもある

遺跡は標高2800mの高地にあるため非常に天気が変わりやすい。しかも訪れたのが雨季だったためほぼ毎日雨が降る。

定番の遺跡を見渡す見張り小屋からの撮影を終えて、遺跡を一周してみた。遺跡の見学ルートは決まっていて、そのルートから外れたり反対回りに進もうとすると、ところどころに立っている係員が笛を吹いて注意している。途中の石切り場といわれる場所には、切り出された巨大な石がごろごろとしていた。

インカブリッジという橋のある場所までトレッキングした。この橋は小さな石を組んだ石垣に、木の丸太が3本窪みの所に渡されているだけのもの。そして、その下は断崖絶壁。近くまで行くことは出来ないが、これを見ているとインカ帝国の技術の高さを改めて感じてくる。

入場者一日限定300人のマチュピチュ山への登山も予約していて、午前中はトレッキングをした。本当はマチュピチュ遺跡の背後にそびえるワイナピチュに登りたかったが、こちらは人気があり、すでにチケットは売り切れていた。

1時間以上の急な登りが続き、軽い気持ちで登るには少々きつい登山コースだった。 頂上からは真下に小さく遺跡が見える。そしてそれを取り囲む山々の景観がすばらしかった。ワイナピチュには登れなかったが、十分満足出来た。

世界遺産情報

Historic Sanctuary of Machu Picchu

登録区分 複合遺産

登録基準 1,3,7,9

登録年 1983年

行き方

日本からアメリカなどを経由してペルーの首都リマへ。そこから飛行機やバスで標高3400mに位置するクスコがマチュピチュへの起点の町となる。そこから鉄道に乗り約2時間で遺跡麓のマチュピチュ村に到着。そこからさらにバスで遺跡まで約30分かかる。

撮り方のポイント

遺跡を立体的に撮りたければ朝か夕方がおすすめ。雨季に行く場合は夕方は雨が降ることが多いのでできるだけ朝早くに到着するようにしたい。入場券は事前予約制となっているのでできれば2日間確保しておくとよいだろう。

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