エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡(アルメニア共和国)

アルメニアは、キリスト教国家として長い歴史があり、その原点ともいわれているアルメニアの教会建築物は5世紀から6世紀に遡り、その形式はシリアの影響を強く受けたものであった

現在の教会群は、610年から670年頃にアルメニア建築が高度に洗練された頃に建設されたものを中核としている。

建設されてから、5世紀後半まで、キリスト教教会最高峰の首座主教としての職位を与えられていた。現在見られる建物は、1441年にカトリック教会として修復されたもの。アルメニア建築は、多くの教会のデザインのルーツともいわれている。

エチミアジンの大聖堂は、世界最古のキリスト教の大聖堂で、歴史的にも多くの芸術家によって描かれてきた。301年に建設され、特徴的な大きなドーム型の屋根の構造は、アルメニア建築。エチミアジンの大聖堂が世界遺産として登録された理由に、アルメニア建築の代表作として称賛されてきたこともある。

ズヴァルトノツの考古遺跡は、20世紀初めに発見されるまでは、瓦礫に埋もれたままだった。その歴史は古く、紀元前680年頃までさかのぼる。

アラブ人の侵略による破壊、10世紀の大地震等で建物のほとんどが倒壊してしまった。

聖フリプシム教会は、アルメニアのヴァガルシャパト市にある7世紀のアルメニア使徒教会で国内で現存する最古の教会の一つでもある。

世界遺産情報

The Cathedral and Churches of Echmiatsin and the Archaeological Site of Zvartnots

登録区分 文化遺産

登録基準 2,3

登録年 2000年

行き方

日本からアルメニアへの直行便はなく中東やヨーロッパなどで乗り継ぐ必要がある。首都のエレバンからはタクシーやバスで約40分の距離。

撮り方のポイント

取材当時は大聖堂が修復中だったため残念ながら内部の撮影はできなかった。 ズヴァルトノツの考古遺跡 までは少し距離があるのでタクシーなどを効率的に使うのがいいだろう。