
北マケドニアの都市オフリドにはキリスト教建築物やイコンなどが残りその周囲には世界最古の湖とも言われる清澄なオフリド湖が鎮座する
1979年に自然遺産として登録され、翌年、ヨーロッパでは初めてとなる複合遺産として拡大登録された。スヴェータ・ソフィア大聖堂(聖ソフィア聖堂、聖ソフィヤ大聖堂)は、11世紀初頭に建造された聖堂で、前身は皇帝のバシリカであった。

湖畔の先端に建つスヴェーティ・ヨヴァン・カネオ聖堂(聖ヨバン・カネヨ教会、聖ヨハネ・カネヨ教会)は、13世紀に建造された聖堂。

この地域には3世紀末にキリスト教が伝わり、後にスラブ人の宗教文化都市となった。

オフリドの歴史は古く、ヨーロッパでも最古の人類の定住地の一つと見なされている。
世界遺産情報
Natural and Cultural Heritage of the Ohrid region
登録区分 複合遺産
登録基準 1,3,4,7
登録年 1979年
行き方
日本から北マケドニアへの直行便はなくウィーン、チューリヒ、イスタンブールでの乗り換えが便利。首都のスコピエからはバスで約3時間で行くことができる。
撮り方のポイント
湖畔に佇む スヴェーティ・ヨヴァン・カネオ聖堂 はとてもフォトジェニック。今回はあいにくの曇り空だったがぜひ晴天の日を狙って訪れてほしい。